リサイタル曲紹介①


今日は朝から暑いですね☀️

ヨーロッパの夏も暑かったですが、日本のような湿気はなくカラッとしていたので、みんなこぞって外に出ていました。

おうちも古い石造りの建物だったりするので、屋内は意外と涼しかったです♪



さてさて、8/18のリサイタルで演奏するプログラムの紹介を1つづつしていきたいと思います♪


まず一曲目 "A.Reicha: Introduction, Theme & Variations"


アントン・ライヒャ(1770-1836)はチェコの作曲家です。この曲はもともとファゴットと弦楽アンサンブルの為に書かれました。


ゆったりとしたテーマの後に、弦楽器の間奏とファゴットの変奏曲が交互に演奏されていき、次第に技巧的に難しく発展していきます。


この曲に触れることになったきっかけは、留学を始めてまだ間もない頃、チェコ・プラハの春国際音楽コンクールに参加したことでした。

こちらが本選会場のルドルフィヌム。

私は残念ながら本選まで残ってこの曲を演奏することはできませんでしたが、様々な国から若いたくさんのファゴット吹きが集まり、互いに演奏を聴いたり意見交換をしたり、とても刺激的でした。友達もたくさんできました💓

この曲はコンクールに向けて、ザールブリュッケンの友達とファゴット&弦楽4重奏の編成でコンサートもしたので、それもとても楽しかった思い出です。

プラハの街並みを展望台から。どの建物の屋根も赤くて綺麗です。

郷土料理のSvíčková na Smetaně(スヴィチュコヴァ・ナ・スメタニュ)
牛フィレ肉をスライスしたものに、クリームソース、ベリージャムなどがかかっています。
添えられているのはKnedlíky(クネドリーキ)という円筒形のパンで、小麦粉・卵・バターなどで練って茹でてあるものです。チェコではほとんどの料理にこのクネドリーキが添えられていました。


おなじみ、ヴルタヴァ(モルダウ)川です。



留学当初、何もかもが不安で、そして何もかもが新鮮で刺激にあふれていたあの時の気持ちをもう一度思い出しながら演奏したいなと思っています!😊






次回はWeberのRondo Ungareseについてご紹介します!

Sayuri und Fagott

ファゴット奏者 菅原早由吏のオフィシャルサイト

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